仮面温泉旅館フロントマンの本音を暴露

温泉旅館フロントマンは建前の姿、本音の自分を暴露する暴言録

スナックの新規開拓から、初めてのキャバクラデビュー!!楽しい一人飲み

キャバクラ

こにゃにゃちわんこ~~~~ 角ハイボールで晩酌中のヒロちゃんで~~~す♬

 

前の記事で、佐久市から転勤してきたヒロちゃんが、飲み屋の新規開拓を

初めるという事を書きました。

dorachan07.hatenablog.com

 

今回は、その新規開拓によって、ヒロちゃんの飲みライフがどう展開されたか

綴って行きたいと思います。

 

2003年の2月から自宅から通勤できる支店に転勤になったヒロちゃんですが

最初の1年間はほとんど夜の街に繰り出すことはなかったです。

支店の忘年会とか、業務係のお疲れ様会などの機会に数回支店のある安曇野市

次長、課長以外は全部女性という飲み会に参加したぐらいで、ほとんど家で

晩酌していた生活でした。

 

それが、2004年の2月から営業係に係替えした途端にガラリと飲み生活が

変わって行ったのです。

 

担当する地域内の主要法人・個人取引先の管理からはじまって、新規先の開拓

新規融資の貸し出しなど、営業係の仕事は本当に総合力が問われます。

金融のプロとしてお金にまつわる相談、疑問をネタにして商売していくのですが

一番大切なのは顧客と自分の距離をいかに短くするかが営業の肝だっと思っています。

 

相手の懐深く入って行ける取引関係ができあがると・・・

「お願いセールス」ができるようになるのです。

期末の時、数字の帳尻合わせのため1週間だけお金を借りて頂く。

自分のノルマが後1千万円足りないから、優良取引先の社長に泣きついて

「1週間だけ1千万円借りてください!!」

ってお願いするのです。

 

社長は嫌々ながら、

「でもヒロちゃんのお願いだから、借りてあげるよ。」

といって実行していただいた事が何度もありました。

 

こんな取引先との関係を構築するまで、少なくとも半年、いや1年間はかかります。

足繁く取引先を周り、用もないのに顔を出したり、ときには急な呼び出しに応じたりと

臨機応変な応対が求められるのです。

 

こういう超ストレスの掛かる営業係は、たいてい男ばかりのむさ苦しい集団です。

だいたい、仕事終わってみんなで帰るのですが、途中で一杯やっていこう!!
という事になるのが日常茶飯事でした。

 

係の係長をはじめとして、先輩後輩合わせて4人でよく居酒屋で飲んでいたのが

はじまりでした。

まだ営業係に係替えしたばかりのヒロちゃんは、なかなか仕事とお客さんに馴染めず

苦労していましたが、飲み会の席だけは喜んでついて行きました。

中には数回、支店長も同席での夜の飲み会もあって、緊張したことも覚えています。

 

そんなこんなで、毎週1~2日は仕事終わりに飲んで帰る事が習慣になっていった

ある日のこと、支店長がヒロちゃんに「松本駅前に、とても歌が上手なママさんの

スナックがあるから一緒に行こう」と誘われたのが、転勤先での新規スナック開拓の

はじまりでした。

 

そんなこんなで、支店長に連れられて、初めて松本駅前にある“歌のうまい”

ママのいるスナックに行ったのですが、確かママ一人だけで営業していたような

なんか店は広いのに暗い感じのお店だったような記憶があります。
お店の名前は「ニューヨーク」!!!
看板に自由の女神が描かれていて、ベタな感じがしましたが・・

ママが歌っていると、その魅力的な歌声に惹かれてしまいました。

 

ママさんはヒロちゃんよりも3歳年下の人で、クラブでホステスをしていて

独立してお店を構えたようです。

クラブの時の常連さんがママのお客様だったようでしたが、正直言って

「あまり盛ってない」ような感じのお店だったような気がします・・・

ママの源氏名が“ほたる”で、お店でも“ほたる”の名前が飛び交っていました。

ただ、やはり客筋があまり良くないと言うか、佐久で飲んでいたときの

客筋とは違っていたような印象がありました・・・

 

しかし、松本のスナックに通ってびっくりしたのがテーブルチャージの高いこと!!

座っただけで4,000円取られたので、ウイスキーのボトルなんて入れられません。

真露をチャージしてちびちび飲んでいました。

 

半年ぐらい、週に1回、多くて2回程度通うようになっていましたが、なんというか

積極的に寄って行こうとはなかなかなれず、と言っても他に一人でお店を開拓する

勇気も出なかったので、ズルズル「ニューヨーク」通いをしていたところ・・・

ママが、「自分のホステス時代に一緒に仕事をしていた友人がお店を出すから

よかったら行って見て」とヒロちゃんに言うのです。

 

ほたるに言われるまま、松本のかつての歓楽街「裏町」に新規オープンした

ラウンジ「チビ」

ここのママさんと、その後超仲良くなっていくのですが・・・

その話は次の記事に譲るとしましょう。

 

 

で、タイトルに書いた、キャバクラデビューについて紹介しなければなりません。

きっかけは・・・ヒロちゃんが勤務していた同じ銀行の松本市内の支店から

今度新規に融資をしたお店なので、ぜひ飲みに行ってほしいと、うちの支店の営業の課長に依頼があったようで(確か紹介した支店の営業課長とうちの支店の営業課長が同期入行だったと記憶しているのですが・・・)営業課長筆頭に営業係の男ばかり4人で

行ったのがきっかけでした。

 

それまで、スナックは何店か行ったことがあったのですが、キャバクラは初体験でした!!

一回行って見たいと思ったことはありましたが、なかなかきっかけがなく、なぜか

仕事の延長みたいな形でキャバクラデビューを果たしたのです。

 

メインバンクの紹介客と言うことでVIP席が用意されており(てか、VIPとそうでない席の違いも全くわかっていない状態です)、キャバ嬢が4人ついて宴席がはじまりました。

 

キャバクラと、スナックの大きな違い、それは「カウンター」です!!

 

カウンター越しにお客と接客するのがスナック。

キャバクラは、キャバ嬢が自分の隣に座って接客する。(これはクラブでも同じですよね~~~)

 

「カウンター」という仕切りで大きく接客が異なることを初めて知った体験でした。

また、料金体系も異なります。

スナックでは、テーブルチャージを支払えば、自分がキープしてあるお酒が

ある限り何時間でも飲んでいられます。

 

方や、キャバクラはセット制になっていて、ワンセット何千円という料金体系です。

開店間もない早い時間帯に行けば、ワンセット(このお店では50分でした)

4000円で、お店が用意したハウスボトル(焼酎なら大五郎、ウイスキーなら

サントリー・レッド)で悪酔いしながらwww、キャバ嬢との会話を楽しむという

ものだったのです!!

 

キャバクラ初デビューのヒロちゃんでしたが、1回でお気に入りのキャバ嬢に

巡り合ってしまいました!!!

“あや”ちゃんどいう源氏名でしたが、スリムで長身の体型で、眼力がとても強く

ヒロちゃんのどうでもいい話でも、ヒロちゃんの目を見て聞いてくれて、その

どうでもいい話に自分の意見を交えながら返してくれる、なかなか気が利く

キャバ嬢だったのです。

そして、あやちゃんを一回で気に入ったのは強引な営業を一切せず、

「気に入ったら、今度は指名してね♬」

と、さり気なくアピールしてにっこり笑っていたのです。

 

ヒロちゃんは、あやちゃんに一目惚れしてしまいましたwww

年はヒロちゃんの一回り下だったと思います。

昼間はアパレルのショップ店員をしながら、夜はキャバ嬢になって

ダブルワークをしながら、一人暮らしをしている子でした。

実家は、松本市の隣村の梓川村にあるようでしたが、実家に

いることを嫌って、一人暮らしをはじめたようでした。

Wワークの理由は、お金を稼ぐため。

昼間のショップ店員のお給料だけでは、一人暮らしができないので

夜の仕事もやっていたと、後になって聞かされました。

 

こうして、衝撃的なキャバクラデビューを果たしたヒロちゃんは

あやちゃんというキャバ嬢の魅力に取り憑かれてしまい、

その後、キャバクラ・スナックのダブル通いという超強行酒飲みスタイルを

2年ほど続ける事になるのですが・・・・

 

キャバクラと、スナックを旨く使い分けた飲み方をしていました。

というか、キャバクラのコストパフォーマンスの良さに気づいた

ヒロちゃんは、銀行を辞めて旅館の掃除の仕事に転職したジリ貧の状態でも

月1回あやちゃんのお店には顔を出していました。

開店からのワンセットは50分4,000円だったので、このワンセットだけ

目当てで転職後も1年ほど通っていました。

その後、昼間と、夜のダブルワークをこなしていたあやちゃんでしたが

とうとう疲労のために体を壊してしまい、実家に帰ることになって

このキャバクラ通いに幕を下ろすことになるのですが・・・・

 

結構長くなったので、この続きは次の記事に書きたいと思います。

銀行員時代、スナックとキャバクラのダブル飲み通いが何故続いたのか

そのあたりについて語って見たいと思います!!

 

乞うご期待あれ♬