仮面温泉旅館フロントマンの本音を暴露

温泉旅館フロントマンは建前の姿、本音の自分を暴露する暴言録

正露丸を溶かした味がするウイスキー?アイラ・モルトの魅力とは?

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ハイボール飲んで酔っ払っているヒロちゃん、ウィ~~~~♬

 

まるで、正露丸を水に溶かして飲んでいるようだ!!!!って揶揄される

アイラ島の蒸溜所で作られるスコッチウイスキーですが、ヒロちゃんは

アイラのウイスキーが大好きなんです!!

 

ラフロイグボウモアは大好物ですし、お金に余裕があれば
ラガブーリンを飲んでいます。

 

前の記事で、

dorachan07.hatenablog.com

 

ヒロちゃんのお酒のとの付き合いはウイスキーからはじまったと書きました。

サントリーQ,レッドからウイスキーと付き合いはじめたので、社会人に

なってからも、5~6年はサントリーしか飲みませんでした。

 

そんなサントリー一筋だったヒロちゃんが、スコッチウイスキー

目覚めたのは、バーに行くようになったからです。

それまで、お姉さん(ママさん??)がいるスナックや、キャバクラなどは

20代の頃は、行っても何が面白いのか全然わかりませんでした。

一人で居酒屋に行ってカウンター席に座り、居酒屋のご主人や

たまたま居合わせるカウンター席のお客と話をしながら、お店の自慢の

季節料理を肴にして飲んでいました。

 

その当時、行きつけだった居酒屋まだ営業しているので、その話は

別の記事で紹介するとして・・・

 

30代になると、マスター一人で営業しているショットバーに行くようになって

初めていろいろなウイスキーと出会うようになりました。

バーのカウンターに並んでいる様々なウイスキーのボトルを眺めては

マスターからお酒の特徴を教えてもらいながら、何十種類のウイスキー

知るようになり、それまでサントリー一辺倒だったヒロちゃんの趣向が

大きく変わって行ったのです!!

 

 アイラ・モルトを飲んだことありますか??

アイラ・モルトはイギリスのアイラ島で作られたスコッチウイスキー

総称で、特徴はピートを麦芽に焚き染めて作られるのでとてもクセがある

ウイスキーに仕上がってます。

 

ピート:ピートとは泥炭のことで、麦芽を乾燥させるために使われた

燃料です。スコットランドや、アイラには石炭が希少だったため、

燃料としてこの泥炭が使われました。

 

ウイスキーの産地、スコットランドではこの泥炭がたくさん取れたので

燃料として麦芽を乾燥させる工程で使われてきました。

アイラ島でも同じで、海沿いで取れるピートを主要燃料としてウイスキー

作りました。その結果どういう味になるかというと、とてもスモーキーな

ウイスキーに仕上がります。

 

ピーテッドウイスキーについては、それこそググって見ると沢山の解説があるので

ここでは省略します。それで特に個性が強いピーデッドウイスキーがアイラモルト

なのです。

 

アイラ島で採れるピートは海沿いなので、さらに磯の香りも付加されます。

アイラ島の蒸溜所を見てみると、本当に海沿いに建てられています。

 

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ボウモア

 

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アイラ島

 

海からの潮風と、ピートの独特の香りで作られたアイラ・モルト

正露丸の味がする!!といった特徴を持つ、クセの強いウイスキーに仕上がってます。

 

こういう、クセの有るウイスキーを知るようになったのは、

バーに行くようになってからの頃からで、それまでサントリーしか知らなかった

ヒロちゃんには、強烈な出会いとなりました!!

 

初めて、ラフロイグを飲んだときの感想は・・・・

「ぐえええ~~これ、正露丸を水に溶いたんじゃないんですか!!」

という強烈な味で、とても飲めるものではありませんでした。

 

でも、1本ボトルで買ってしまい、これしか飲むのがなかったので

いやいやながら飲み続けていると・・・・・

これが、なんと旨く感じられるようになって来たのです!!!

強烈な薬品臭が癖になってしまいました。また、淡麗辛口なので

ツマミにブルーチーズをあてがうと、これが超旨いのです。

 

ブルーチーズで口の中がベチャベチャしたのを、クレオゾート臭の

ウイスキーで消毒?する感じで、とてもお酒が進んでしまいます。

 

ヒロちゃんが語れるアイラ・モルトは、ラフロイグボウモア

ラガヴーリン、アートベックの4銘柄です。

ヒロちゃんがバーに行きはじめるようになった2001年頃は、スコッチウイスキー

超破格の値段で購入することができました。

街のお酒安売り店に行くと、ボウモアや、ラフロイグラガヴーリンがなんと

2000円を出すとお釣りが来る値段で購入できたのです!!

蔵元で値崩れが起きていたようで、日本の精密機械製造業者が副業で

スコッチウイスキーを破格の値段で輸入し売っていた時代です。

 

今では考えられませんね・・・

こんなに安く超一流のお酒が楽しめるということで、一週間で1本は

アイラ・モルトをその当時開けていました。

 

一番のお気に入りは、ボウモア12年でした。

ラフロイグほど薬品臭がきつくなく、かつマイルドでほのかな甘味も

楽しめるので、ラフロイグよりかはボウモアが好きでしたね~~~

海の香りも楽しめるので、ボウモアが主に飲むお酒でした。

 

ラガヴーリンはこの当時も3000円台はしていたので、ちょっと余裕の

あるときだけ買って飲んでました。

アイラモルトの中では一番上品で、優しさを感じられるお酒です。

スタンダード品でも16年寝かせたモルトを使っているので、やはり

値段は高くなりますよね~~

 

このように、超強烈な個性を持つアイラ・モルトですが、ハマれば

本当に癖になるスコッチです。

ぜひ、一度お試しあれ~~~~~