仮面温泉旅館フロントマンの本音を暴露

温泉旅館フロントマンは建前の姿、本音の自分を暴露する暴言録

インバウンドのお客様

どうも~~ヒロちゃんです!!

今日は、当館にやってくるインバウンドのお客様について
日々思っていることで暴言吐きます?


2012年の11月から、フロントマンになりましたが
その時から毎年インバウンドのお客様が増えて来るようになりました。
最初の内は、月に1~2組外国人が来れば珍しかったのが
だんだん多くなって行って、今では毎日必ず1組は外国のお客様です。

どうしてこんな信州の山奥の温泉旅館に外国人が来るんだ??
どうやって当館の情報を探して、予約して来るんだ??
と、当初は疑問だらけでした。

積極的に外国人向けの情報サイトに露出させていたわけでもなく
楽天トラベル、じゃらん、一休といった国内向けのサイトしか
提携していないのに、どうやって探して来るのか本当に不思議でなりませんでした。

どうやら、彼らも上高地の麓というキーワードで温泉旅館を
検索しているようなのです。

更に驚いたことは、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムといった
SNSでえ当館の情報を知り予約して来るのだとか・・・
恐るべしSNSの情報拡散力・・・

ここ1~2年の間でBooking.com、エクスペディアと提携しましたが
ここまでインバウンドのお客様が増えるとは思っても見ませんでした・・

ヒロちゃんは超英語が苦手で・・・・
中学生の時から英語はだめで、高校の時も英語の成績が
足を引っ張ったため、大学受験の時はそれはもう苦労しました・・
英語のできの悪さを、社会の科目で補うことでなんとか大学に受かりました。
大学生時代も英語の授業が大嫌いで、結局必修の英語単位を4年生まで
引きずって取って卒業している有様・・・

こんな英語大嫌いの自分が英語を使って外国のお客様と応対しないと
行けないかと思ったら、本当に外国のお客様が嫌になってしまいました。

でも、仕事だからと嫌々場数をこなしているうちに、だんだん慣れて来たんです。
相手の言っていることはほぼ理解できます。
ただ、自分のボキャボラリーが少ないので、相手にうまく伝える事ができなくて
今でも苦しんでいますが・・・
本気に英会話の教材買って勉強しようと密かに思っているんですが。


話は脱線しましたが、6年間の間にインバウンドのお客様どんどん増えて
現在、年間の5%はインバウンドのお客様です。
この数値は今後もっとあがって行くと思いますが、
これだけ増えると、インバウンドのリピーターさんが何組か現れたのです!


印象に残っているリピーターさんですが、
バンカーのホワイティングさん。
夫婦ともアメリカンサイズのお体なので
体に合う浴衣をご用意できません。
自前でスエットを持ち込んで、当館の温泉を楽しんでいます。

韓国からのチャンジオル君は、日本語全くだめ、英語も片言しか
話せないのに単身日本に乗り込んで、当館で2~3泊します。
松本市内で通りをゆく人を捕まえて、その人に代理予約の電話をさせるツワモノです。

ギリシャから来た若者3人組。当館で3泊したのですが
その3年後、そのメンバーの一人が彼女を連れて2泊してくれました。

タイのサタヤパンさん、女性3人で今年で2回目だったのですが
また来年も来ると行って帰って行かれました。


まだまだ、話は長くなるのですが・・・
今宵はこれまでにいたします。